今回は、東京都の新宿区北新宿にある幼児~小学生対象のお教室「欣栄(キンエイ)教育学院」の申(シン)先生がインタビューにお答えしてくださいました。
「欣栄教育学院」の創立のきっかけや魅力など、充実した内容になっておりますので、ぜひ読んでみてくださいね!
今回ご協力くださった申 月霞(シン ゲツカ)先生
欣栄教育学院を創立のきっかけ
ー 欣栄教育学院を創立したきっかけを教えてください。
欣栄教育学院は現在、
・小学生対象の習い事クラス
・民間の学童
・幼児教室(右脳教育)
の3つのコースがあります。
2016年の9月に立ち上げました。
私はもともと中国で育ち、主人の都合により日本へ来ました。
それから、一番上の子どもを生んで、少し経った後に中国語の講師として働きました。
その経験を通して、教えることにやりがいや面白さを感じるとともに、「教育が私の本命だ!」と気づきました。
そして、中国語の講師として働いているうちに、「いつか自分の教室を持ちたい!」と思うようになりました。
また、グローバル時代が押し寄せる中で、英語・中国語・韓国語などの多言語を自分の娘が話せるようになってほしいと思ったのも理由の一つです。
このような経緯もあって、最初に小学対象に、英語教室、中国語教室を始めたのが教室を始めたきっかけでした。
その後、計算力向上のための「そろばん教育」や、創造力を育む「ロボット教室」もはじめ、現在、小学生向けの習い事クラスは4つの種類があります。
UNOKYO(右脳教育)との出会い
ー なるほど、たしかにこれからの子どもたちは3ヶ国語話せるのが必須になると思います。では、幼児教室(コース)を始めたきっかけはなんですか?
私自身、中国で決して裕福とはいえない家庭で育ちました。
でも、育っていく中で「自分の人生は自分で変える!」と思えるようになり、一生懸命勉強し、自立するとともに自分の目標に向かってがんばれるようになりました。
そして、これは両親の教育のおかげだと思っています。
また、それと同時に、AIが急激に発展してきている時代を生きる子どもたちが将来、自立して、自らの夢を叶えられるようになる力を身につけさせるには、幼児期の教育が大事だと思いました。
そして、その時期に、「UNOKYO(右脳教育)」と出会ったこともあり、小学生入学前の0歳~6歳対象に幼児教室を開きました。
「努力」と「頭の良さ」はどちらも大切。
ー たしかに、僕たちよりも競争が激しく厳しい時代を生き抜くためには「自立」や考える力が必要不可欠ですよね。ちなみに、どうして「右脳教育」に注目したのでしょうか?
私自身、「努力」は大切だと思っています。
ただ、それと同じくらい「頭の良さ」も大切だと思っています。
やっぱり頭がいい人は勉強をするにしても何をするにしても効率がすごくいいんですよね。
人は誰しもが1日24時間なので、努力には限界があると思います。
中国の言葉に「半分の努力で、2倍の結果を出せる」というものがあるように、頭がいいと短時間で記憶できたり、学んだことを応用できたりします。
そのような人が努力をすれば、自分の能力を最大限高め、自分の夢を叶えることができると思います。
そのため、この教室に来てくれる子どもたちは「努力できる力」と「頭の良さ」を両方を育ててあげたいと思っています。
その上で、「右脳教育」が大切だと思っています。
現在の研究では、脳は3歳までに80%、6歳までに90%、12歳でほぼできあがると言われています。
これがどこまで正しいのかはわかりませんが、脳が急激に発達する幼児期が重要なことは間違いありません。
また、大人になれば左脳が発達してきて理論的に考えたり、計算したりすることができるようになりますが、右脳は3歳までの黄金期に質の良い刺激をたくさん与えた方が、脳の太い回路が出来て、地頭がより良くなります。
そのため、この時期を無駄にしたくないという思いもあり、右脳教育を取り入れました。
自己肯定感を高めることを大事に。
ー なるほど、たしかに幼児期はとても大切ですよね。質問なのですが、右脳教育をすることでどんな力が養われるのでしょうか?
右脳教育には、「目に見える発達」と「目に見えない発達」の2つがあります。
「目に見える発達」は、有名な「フラッシュカード」による瞬間記憶能力などや世界中の国名の全暗記などがあります。
でも、欣栄教育学院では、「目に見えない発達」を特に大切にしています。
そして、「目に見えない発達」は、実は「愛」と深く関係しています。
具体的には、うちの教室のクラスでは、まず「心を育てること」を大切にしています。
もっと言うと、レッスン中に子どもをたくさん褒めて、一緒に喜んであげることで、子どもの自己肯定感(※)を高めることを大事にしています。
※ここでは、自分に対しての自信を指します。
ー なるほど、右脳教育というとフラッシュカードなどのイメージがありましたが、心の教育をこの教室では大事にしているんですね!自己肯定感はたしかに大切ですよね。
はい、なので、たくさんメニューをこなさせるというよりは、まずは子どもたちに自分の心のベースを築いてもらって、その後に、フラッシュカードによる脳への刺激やインプット・アウトプットを含めた語彙トレーニング、ストーリーを用いたレッスンなどを少しずつ取り入れるようにしています。
また、右脳教育に効果的な教具を用いたレッスンなどもおこない、創造力なども養います。
「右脳教育×中国語」のレッスンを提供!
ー 貴教室の強み・特色を教えてください。
「右脳教育×中国語」のレッスンを提供できる点です!
これは他の幼児教室にはまだないと思います。
このレッスンを通して、右脳教育による脳の発達だけでなく、中国語も楽しく学ぶことができます。
ー たしかに新しいですね!ということは、右脳教育のカリキュラムを中国語を用いておこなっているということでしょうか?
はい、そうです。
歌を歌うときは中国語で歌ったり、フラッシュカードを用いる際は1回目は日本語、2回目は中国語という感じで取り入れています。
完全に中国語だけでレッスンをおこなうのはむずかしいので、日本語と中国語を使い分けながらレッスンをしています。
日本語と中国語を両方使うので、日本人の家庭のお子さまも、安心してUNOKYO中国語授業を受けることができます。
ー でも、中国語を楽しく学ぶことができるのはいいですよね!「中国語のはじめの一歩」としてとってもいいですね!
そうですね、幼児期の子どもたちは他言語に対しての「抵抗感」がないので、すっと頭に入りやすいです。
また、中国語は発音がむずかしいので、大人になってから習うと大変ですが、この時期の子どもたちは、聞いた音を真似して、そのまま発音できるので。(笑)
そういう面も踏まえて、子どもたちが小さい頃から中国語に触れることは大切にしています。
楽しく、ゲーム感覚で中国語を学べる!
ー 貴教室が保護者や教室から選ばれる理由は何だと思いますか?
1つはやはり、右脳教育を通して、子どもの頃から楽しく、ゲーム感覚で中国語を学ぶことができる点だと思います。
そして、もう一つは右脳教育ですが、一人ひとりの子どもの心を育て、自己肯定感を高めることを大切にした授業をおこなっている点だと思います。
実際、大手の幼児教室に合わなかったというご家庭の方がうちの体験レッスンを受けて、そのまま入会してくださったケースもあります。
幼児教室も、子どもとの相性があると思うので!
ー たしかに自己肯定感があれば子どもはいろいろなことにチャレンジすることができるようになりますが、逆に自己肯定感が育っていないと、チャレンジできなくなったり、挫折から立ち直れなかったりしてしまいますよね…。
そのとおりですね。
とにかく小さい頃から、「できたー!」「僕(私)ならできる!」「僕はできる子だ!」と思える経験をして、心が強い子どもに育てば、その子は将来自分のやりたいことや目標を達成し、その子にとって幸せな生活を送ることができると思います。
右脳が発達しないまま、左脳が発達すると自然に周りと比較して、「自分はできない」と落ち込んでしまうので、しっかりと幼児期に右脳を発達させることは大切だと思っています。
ー そうですね!保護者の方は成功体験のハードルを高く設定してしまいがちな点もあると思います…。
そうなんですよね。
なので、うちのレッスンでは、ちょっとずつハードルを上げて、子どもが小さい成功体験たくさん経験できるようにしています。
小さな成功体験を積み重ねて、
子どもに自信をつけさせる!
ー ここまでのお話を踏まえて、教室に通うことで、お子さんが得られる力・スキルはなんですか?
まずは、楽しく、自分への自信(自己肯定感)を高めることができる点だと思います。
また、右脳教育を通して、記憶力を高めたり、フラッシュカードを通して語彙力を向上させることもできます。
加えて、子どもならではの想像力を高めることもできます。
「積極性」「集中力」がある子どもは伸びる!
ー 今までのご経験を踏まえて、伸びるお子さんに共通する事は何でしょうか?
クラスによって異なりますが、言語に関しては、「積極性」がある子どもはどんどん伸びます。
まちがっても、どんどんしゃべって、自分を表現しようとする子どもは伸びるスピードも速いです。
あとは、全体のクラスに共通することとしては、「集中できる子ども」は伸びます。
集中力があると、没頭することができるので、伸びやすいです。
逆に、積極性や集中力がないと伸びる速度は遅いですね…。
ー 今までのご経験を踏まえて、伸びるお子さんのご家庭・保護者に共通する事は何でしょうか?
子どもに対して前向きに声をかける保護者だと、そのお子さんも伸びますね!
「もう少しがんばってみよう!」
「一緒にがんばろう!」
と前向きな言葉をかけてあげられると、子どもも伸びると思います。
逆に、子どもが「やめたい!」と言ったときに、しっかりと子どもと向き合わずに子どもの言う通りにする保護者だと、ちょっと心配ですね…。
ー なるほど…。ちなみに、今までの指導で一番苦労したことは何ですか?
2~3歳の子どもを授業に集中させることですね。(笑)
やっぱり動き回ることが大好きなので、座らせることはなかなかむずかしく、苦労します…。
ー 「指導者でよかった」と感じる瞬間はどんなときですか?
子どもの成長に自分が関わることができた瞬間ですね!
欣栄教育学院のクラス・コース一覧
ー 幼児対象のクラスはどのようなものがございますか?
幼児クラスは、
「UNOKYO(右脳教育)日本語クラス」
「UNOKYO(右脳教育)中国語クラス」
の2つがあります。
また、現在は1クラス2~3人程度になっています。
ー 先生は申(シン)先生、お一人ですか?
いえ、「UNOKYO(右脳教育)中国語クラス」は私が教えていますが、「UNOKYO(右脳教育)日本語クラス」は、UNOKYO認定のインストラクターが担当しています。
ー どんな教材を使用しているか見せていただけますか?
以下のようなものを使用しています。
おなじみのフラッシュカードから、空間把握能力を養う積み木、ストーリーを作れるカードなど、さまざまなものがあります。
ー 何歳くらいの生徒が一番多いでしょうか?
3歳の子が一番多いです。
ー 何歳から通うことができますか?
0歳から通うことができます。
ー 帰国子女は対応しておりますか?
はい、対応しています。
このようなご家庭にオススメ!
ー どんな目的やお悩みをお持ちのご家庭がよく教室にきていらっしゃいますか?
学童クラスに来てくださるご家庭は、共働きが多く、
「放課後を有効活用してほしい」
「放課後の時間にいろいろなことを学ばせたい」
という方が多いです。
習い事クラスに関しては、
「英会話を学ばせたい」
「計算力を伸ばしたい」
などのご家庭が多いです。
ー どんな目標や目的をもった方に教室に来ていただきたいでしょうか?
ー ありがとうございます!インタビューは以上になります。本日は、大変貴重なお時間を咲いてくださり、誠にありがとうございました。
このインタビューをご覧になって、ご興味をお持ちになった方はこのお教室の理念やコース、授業料などの詳細をチェックしてみてくださいね!
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