【非認知能力をわかりやすく解説!】子どもの将来の年収や雇用に影響!

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「最近よく聞くって非認知能力ってなに?」

「非認知能力ってどんな力のこと?」

最近、テレビや雑誌などで非認知能力という言葉をよく見かけますよね!

ただ、

「いまいち何のことを指すのかわからない…」

などと思っている方も多くいらっしゃると思います。

そこで、今回は、非認知能力がどういうものなのかについて、わかりやすく解説します。

Youtubeでアニメーション解説!

上記の動画では、アニメーションにて非認知能力についてわかりやすく解説していますので、こちらもぜひチェックしてみてくださいね!
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【非認知能力ってなに?】
好奇心や忍耐力、自制心など内面的な力

まずは、非認知能力とはどんな力・スキルのことを指すのか見ていきましょう。

非認知能力を語る上で、欠かせないのが「認知能力」というものです。

認知能力は、最も私達に馴染みがあるのもで、「試験の点数(スコア)」「IQ(知能指数)」など数値で測ることのできる能力のことをを言います。

非認知能力は、「”非”認知能力」、つまり、認知能力以外の能力を指すということになります。

具体的には、自分への自信や意欲忍耐力創造性などが非認知能力には含まれます。

(認知能力と非認知能力の明確な基準はありませんし、専門家の間でも意見が割れています…)

ここまでのことをまとめると、認知能力と非認知能力の違いは以下のようになります。

認知能力:試験の得点やIQ、偏差値など測ることのできる力。
非認知能力:テストや試験で測れない内面性(性格や特性)

【非認知能力ってそんなに重要?】
子どもの将来に必ず役立つ非認知能力

私達は子どもの能力の話になると、すぐに「テストの点数」や「IQ」、「偏差値」、つまり認知能力をイメージしますよね。

ですが、近年の研究で、認知能力だけでなく“非認知能力の重要性”が注目されてきています。

そして、この非認知能力が注目されるきっかけになった研究が、ノーベル経済学賞受賞者のジェームズ・ベックマン教授がおこなった「ペリー幼稚園プログラム」です。

この「ペリー幼稚園プログラム」は、子どもの将来(年収や雇用、持ち家率など)に本当に重要なのは、IQなどの認知能力ではなく、意欲や忍耐力、自制心などの「非認知能力」なのではないかと、今までの”IQ神話”にメスを入れるきっかけになった研究でもあります。

非認知能力を語る上では欠かせない研究なので、以下で簡単にわかりやすく解説していきます。

ペリー幼稚園プログラムと非認知能力の重要性

「ペリー幼稚園プログラム」は、1960年代から開始された調査です。

(40年以上の追跡調査となっており、教育関連の研究では最長ともされています。)

この実験では、アフリカ系米国人の3~4歳の子どもたちが対象となり、その子どもたちやその家庭に対して、以下の就学前プログラムが施されました。

①幼稚園の先生は修士号(大学院卒)以上の学位を持つ児童心理学等の専門家に限定。
②子ども6人を先生一人が担当するという少人数制
③午前中に約2・5時間の読み書きや歌などのレッスンを週に5日、2年連続受講。
④1週間につき、1・5時間の家庭訪問

ペリー幼稚園プログラムでは、上記のようなとても手厚いサポートをされました。

また、これに加えて、親御さんに対しても子育てのアドバイスをすることで、“親御さんが学べる機会”を積極的増やすようにしました。

そして、このペリー幼稚園プログラムを受けた子どもと、残念ながら受けることができなかった子どもとの間で比較がおこなわれました。

その結果、このペリー幼稚園プログラムを受けた子どもには以下のような特徴が見られました。

●6歳時点でのIQが高い
●19歳時点での高校卒業率が高い
●27歳時点での持ち家率が高い
●40歳時点での所得が高い
●40歳時点での逮捕率が低い

つまり、ペリー幼稚園プログラムによる幼児期の介入は、その子どもの学歴や雇用、経済状態などに継続的に影響を及ぼすことがわかったのです。

また、このペリー幼稚園プログラムで、実はもう一つ興味深い結果が得られました。

プログラムを実施したヘックマン教授が注目したのが「子どもとその学力やIQ」です。

ペリー幼稚園プログラムによって、たしかに子どもたちの小学校入学後のIQや学力テストの成績が上昇したことがわかりました。

ですが、その後も観察を続けると、ペリー幼稚園プログラムを受けた子どもとそうでない子どものIQの差は、小学校入学(6歳)とともに小さくなり、ついに、8歳前後で差がなくなったのです…。

(つまり、あれだけ手厚いサポートを受けてもIQの差は小学校入学後に差が縮まる可能性があるのです…)

この結果を受けて、ヘックマン教授は、子どもの将来に大きな影響を与えるのは「IQ」だけではなくて、忍耐力や自制心、好奇心などの”非認知能力”であるとし、ペリー幼稚園プログラムではこの非認知能力が鍛えられたと結論付けられました。

もちろん、だからといって、知能を育てる意味がないということではありません。

ですが、それと同じくらい、非認知能力が大切だと教えてくれるきっかけの研究になりました。

【非認知能力ってどんな種類があるの?】
非認知能力の主な力とそのポイント

非認知能力の重要性について、実感していただけたところで、ここでは主な非認知能力をご紹介します。

ただ、先程もお伝えしたように、「ここからここまでが非認知能力」という基準はとても難しくて、今の段階では明確な基準がありません。

ですので、基本的には、テストの点数やIQ、偏差値など、いわゆる「学力に関する数値(スコア)」以外だとここでは思っていただいて大丈夫です。

また、非認知能力といっても、さまざまな能力があるので、以下では主なものをご紹介します。

ぜひ、覚えておいていただきたい非認知能力は以下の8つです。

①自己肯定感 / 自信
②意欲
③やり抜く力(粘り強さ・忍耐力)
④自制心
⑤メタ認知ストラテジー
⑥社会適応力
(コミュニケーション能力・協調性など)
⑦回復力と対処能力
⑧創造性
⑨その他、性格的な特性
(好奇心、誠実性など)

では、それぞれについて、もう少し詳しく見ていきましょう。

①自己肯定感 / 自信

自己肯定感や自信は非認知能力のひとつとして知られています。

具体的には、

「僕ならできる!」

「私はもっとがんばれる!」

など、自分自身や自分が取り組むことに対してポジティブな感情を持てるようになることです。

自己肯定感や自分への自信を持てることで、新しいことにチャレンジでき、生きることの楽しさや意義も実感できるようになります。

また、自己肯定感や自信を高めるためには、幼い頃から”小さな成功体験”を積み重ねることが大切です。

②意欲

ある物事に対して意欲的に取り組むことができることも、非認知能力のひとつとして知られています。

自分がやったことがないものや、チャレンジしたことがないもの、他の人がめんどくさがってやりたがらないことに対して、積極的に取り組むことができると、いろいろな経験をすることができますし、得るものも大きいです。

そのため、自分から進んで、さまざまな物事に取り組むことができるかも重要な非認知能力の一つとされています。

③やり抜く力(粘り強さ・忍耐力)

やり抜く力は、「グリット」と呼ばれるもので、日本語では「忍耐力」「粘り強さ」などとも言われます。

グリットは、ただやり抜くだけでなく、「努力できるスキル」「その物事への情熱」の2つがかけ合わせることで発揮される能力だとされています。

また、グリットは、各分野で活躍する一流の人には共通してみられる特性の一つでもあります。

ですが、グリットに関しては、具体的な身に付け方や教育方法などについては、まだ十分に研究がなされていません。

ただ、勉強やスポーツ、音楽など、なにか一つに打ち込む経験であったり、努力をして成功体験を積むことで身につけられると考えられます。

また、グリットはお子さんが将来成功を掴むために必要な最も注目されている非認知能力のひとつです。

④自制心

自制心は近年注目されている力のひとつで「セルフコントロール」とも言われます。

自制心とは、

「目の前の欲求を先延ばしにする力」

なんて言われたりもします。

また、自制心は、ストレスに対応する能力、つまり、自分の感情をコントロールする力とも関係しています。

つまり、自制心がある子どもは、うまくいかないことや思い通りにならないことがあっても、癇癪を起こしたり、イライラしたりしないで、自分の感情をコントロールすることができます。

この自制心をしっかりと身につけることで、思い通りいかなくても上手に乗り越えたり、将来の目標に向けて計画的に行動することができます。

ちなみに、この自制心は、脳の「前頭前野」という部分が大きな役割を担っています。

ですので、その脳の部位をしっかりと鍛えることも大切です。

自制心は子どもの将来の年収や社会的地位にも大きく影響することがわかっているので、幼少期から養っていきたい非認知能力のひとつになります。

⑤メタ認知ストラテジー

メタ認知ストラテジーとは、自分のスキルや状況などを客観的に把握することです。

この力があると、今の自分の能力や状況を冷静に把握することができるようになります。

また、自分を客観視できることで、何かトラブルがあったときに、その問題や原因を的確に判断し、対処することができます。

⑥社会適応力

社会適応力は、お子さんが将来社会で活躍したり、貢献していくために必要な力です。

この社会適応力には「リーダーシップ」「コミュニケーション能力」などが含まれます。

こういった能力は、子どもの頃の学校や習い事での経験、友人や周りの大人との人間関係などによって身につけることができます。

ですので、自分の意見を伝えたり、相手の気持ちを思いやったりする力を意識して身に付けさせていくことが大切です。

⑦回復力と対処能力

回復力問題に対する対処能力も重要な非認知能力のひとつです。

回復力は「レジリエンス」とも言われており、自分の成長の糧として受け入れ、そこから回復する心の弾力性のことを言います。

この不透明な時代の中、お子さんも困難な出来事に遭遇して、思い悩むことが増えます。

また、学校でのいじめや人間関係のトラブルなどに巻き込まれ、不登校などになってしまう可能性もあります。

そのようなときに、心が折れてしまうのではなく、それを糧に成長する「回復力」がレジリエンスです。

また、ショッキングな出来事に対して対処できる力も大切です。

このレジリエンスですが、近年の研究で、演劇を通じて身につくことがわかってきています。

それについて気になる方は以下の記事を参考にしてみてくださいね!

>>【演劇で打たれ強い子どもが育つ?】演劇とレジリエンスを示す驚くべき研究

⑧創造性

創造性は、新しいものを作ったり、独自な発想をする能力のことで、これも重要な非認知能力のひとつです。

これについてはさまざまな研究が行われていますが、いまだにその身に付け方などについて明快な結論は得られていません。

ですが、たくさんの自然に触れさせたり、少し散らかったお部屋で遊ばせたり、限られたおもちゃだけを与えて工夫をして遊ばせたりすることで、創造性の土台を築くことはできます。

そのため、日常生活のなかでちょっとした工夫をしてあげるようにしましょう。

⑨その他、性格的な特性

非認知能力には他にもさまざまなものがあります。

たとえば、好奇心や外向性、協調性、誠実性など、性格に関わる部分が多数あります。

こういったものは一長一短です。

また、

「非認知能力=絶対的に良い」

というわけではありません。

たとえば、好奇心がある子どもは、じっとしていられなかったり、飽きっぽかったりすることがあります。

ですので、悪く言えば、「落ち着きがない・じっとしていられない子ども」と言えます。

ですが、その一方で、新しいものに触れるのを恐れなかったり、自分の興味のある分野であればとことん突き詰められる力もあります。

このように、性格の特性に関しては、良い面悪い面のどちらもあります。

それを踏まえた上で、子どもの適性を見極め、伸ばしていくことが大切です。

また、人間の性格については「ビッグファイブ」という考え方があります。

これは、人の性格は5つの因子によって構成されているという学説のことで、世界で最も信憑性のある性格分析と言われており、ビッグファイブを使った心理テストは世界中で活用されています。

非認知能力と通ずるところがあるので、サラッとチェックしてみてくださいね!

①Openness(開放性)
好奇心が強い、想像力、発想力のこと。
あらゆることに興味・関心をもって、それについて調べたりして、新たな発見や想像できる。
②Conscientiousness(誠実性)
勤勉性、まじめさ、責任感の強さ、ねばり強さのこと。
しっかりと自分のやるべきことを最後までやり抜く特徴がある。
③Extraversion(外向性)
社交性や活動性、積極性、コミュニケーション能力のこと。
社会にでるときに一番必要な特性で、他の人とコミュニケーションをしっかり取りつつ、主体性(他人に流されないちから)を
もって、さまざまなことに取り組むことができる特徴がある。
④Agreauleness(協調性)
利他性や共感性など、仲間と協力して取り組む特徴のこと。
他の人とコミュニケーションを取りながら、協力してなにかを成し遂げることができる。
また、相手の気持ちを理解し、共感できる力。
⑤Neuroticism(神経症的傾向)
精神的安定性、不安や緊張の強さ、自分に対する自信のこと。
自分がすこしピンチな状況で精神的不安があっても、自身をもってその壁を乗り越えられる特徴がある。

【非認知能力はいつ鍛えるべき?】
非認知能力は幼少期に鍛えるのがポイント!

非認知能力は、いわば”生きていくために必要なちから”です。

また、ペリー幼稚園プログラムからもわかるように、これらの「非認知能力」と呼ばれるものは、幼児期に育まれ、その後の人生を大きく左右する重要な要素となってきます。

つまり、人生の成功のカギを握っています。

また、ここまで解説した非認知能力の種類やそのポイントをまとめると、以下のようになります。

◎目標を達成するための「粘り強さ」「がまん」「目標への情熱」
◎他者と協力するための「社会性」「相手への尊重・敬意」「思いやり」
◎情動を抑制するための「自制心」「自立性」「自信」

そして、これらの非認知能力の土台は、小学校に入学するまでの幼少期に築くことが大切です。

というのも、非認知能力は小学校以降、勉強や人間関係などさまざまなところで必要になるからです。

では、どんな場面で非認知能力は具体的に働くのでしょうか?

ここでは例として、算数の問題の解き方を学習する場面を例に取ってみましょう。

まず、算数の問題を解くためには、授業の内容を理解したり、公式を暗記したりといったことをします。

このときは「認知能力」が求められます。

しかし、算数は公式を覚えるだけでは解けない問題があります。

しっかり、ほかの視点から見たり、別の公式を使ってみたりなど試行錯誤が必要な科目です。

そのため、もし非認知能力のひとつにあたる「忍耐力・ねばり強さ」がなければ、すぐに諦めてしまう可能性があります。

このように、非認知能力を身につけないで小学校などにあがってしまうと、なにか自分にとって都合の悪い壁ができたときに、すぐに諦めてしまうというクセがつくかもしれません…。

つまり、学年が上がって努力や工夫が求められるようになるにつれて、非認知能力の支えがなければ主体的に学び続けることができず、伸び悩んでしまう可能性は高まるでしょう。

また、非認知能力は学力だけに結び付くわけではありません。

生涯にわたって自分を成長させたり、豊かな人間関係を構築したりなど生きていくために必要な能力なのです。

そのため、非認知能力の土台を幼少期で築き、小学校入学以降にさらに伸ばしていくということが必要になります。

【認知能力も非常に大切!】
認知能力と非認知能力は一緒に身につく!

ここまで、非認知能力の重要性を説明してきました!

ですが、もちろん「認知能力」、つまり、学習能力やIQなども大切です!

仕事をする上でも生活する上でもしっかりと知識を持っておくことは必要ですよね。

また、認知能力と非認知能力は別々のものではなく、いっしょに鍛えることができます。

例えば、あることに意欲や関心をもって粘り強く取り組むと、自然に深く考えたり工夫したり創造したりして認知能力が高まります。

そして、深く考えたり、工夫したりするには、算数などで使う、思考力や他の知識という「認知能力」が必要になってきます。

また、そのように認知能力が発揮された結果、達成感や充実感が得られ、「次もがんばろう」と新たな意欲が出てきたり、忍耐力が身につき、結果的に非認知能力が鍛えられます。

こうしたサイクルをしっかり意識することで、認知能力と非認知能力両方を効果的に伸ばせるのです。

そのため、認知能力と非認知能力のどちらかを大切にするのではなく、どちらも一緒に鍛えていくイメージをもつことが大切になります。

【非認知能力を高めるために知っておきたい!】
IQ以外に重要な「5つのQ」とそのポイント

さいごに、非認知能力と関係のある「5つのQ」をご紹介します。

ちなみに、この5つのQのひとつに「IQ(知能指数)」があります。

勉強、生活や仕事にIQは重要です。

しかし、成功に関して言えば、認知力や知性の高さが全てではありません。

ここでは、IQと同様、幼児教育における重要な要素として注目されている5つの「Q」をさいごに
ご紹介していきます!

1.EQ(Emotional Quotient)「心の知能指数」

「EQ(Emotional Quotient)」は、「心の知能指数」と呼ばれます。

これは自分の感情をコントロールする力です。

あるコンビニに行った時、お腹が減ったから今すぐサンドイッチが食べたい!

でも財布を忘れてしまった・・・

でも食べたいから取っちゃえ!

とはなりませんよね?

これは、ちゃんと自分の感情をコントロールできていることになります。

このような能力を「EQ(Emotional Quotient)」といいます。

別名「EI(心の知性。Emotional Intelligence)」とも呼ばれています。

元ハーバード大学教授のダニエル・ゴールマン提唱したことで有名です。

2.SQ(Social Quotient)「社会的指数」

「SQ(Social Quotient)」は、「社会的指数」と呼ばれています。

これには主に相手の気持ちをわかってあげる能力です。

例えば、

「この人はいまきっと、足をけがして座りたいんだな」
→「じゃあ、席を譲ってあげよう」など

日本語で言う「気配り・気遣い」のちからを指します。

社会で活躍するために重要な能力の一つとして注目されています。

3.PQ(Physical Quotient)「身体的能力」

「PQ(Emotional Quotient)」は、「身体的能力」と呼ばれ、実行・実践・体現・試行などに関わる能力や、五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)を使った能力のことを指します。

PQは、自身の立てた目標を達成するために、必要な要素を自分でコントロールしたり、習慣化したり、継続したりする能力が含みます。

4.AQ(Adversity Quotient)「逆境指数」

「AQ(Adversity Quotient)」は、「逆境指数」と呼ばます。

これは名前の通り、逆境の状況に陥ったときに乗り越える能力のことをいいます。

よく「ピンチはチャンス」という言葉がありますよね?

それと似たようなものです。

自分がピンチな時だからこそ、いつも以上の力を発揮する、

この力は生きていくためにまさに必要です!

5.CQ(Creative Quotient)「発想指数」

「CQ(Creative Quotient)」は、「発想指数」と呼ばれます。

これは、創造力発想力のことをいいます。

よく芸術などに創造力は必要とされますが、まさにこの芸術性の部分にあたるといっても過言ではありません。

これらの5つの「Q」は非認知能力にも対応しているので、とても大切になってきます!

さいごに

ここまで読んでくださった方は、最近幼児教育の分野で話題になっている「非認知能力」について、イメージがつかめたと思います。

ヘックマン教授が言っているように、5歳までが非認知能力を鍛えるのには良い時期です。

非認知能力はさまざまな効果を出しますし、将来のお子さんの年収や雇用、逮捕率などにも影響を与えます。

このように幼児教育の「非認知能力」は重要性が高いです。

しかし、非認知能力の具体的な鍛え方は、どこか塾に通ったりしなくても、家庭で十分できます。

大切なのは、非認知の力がまず、何なのか、そして、それを理解した後に、非認知能力のどの部分を意識して、教育するかが大切になってきます。

そのため、ぜひ普段の子どもとの関わり方や習い事を選ぶときに、非認知能力が養われるか一度考えてみてくださいね!

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