【英語教室の講師が教える!】子どもの英語教室のまちがえない選び方

「子どもを英語教室に通わせたいけど、たくさんあって選べない」

「どんな英語教室が良いんだろう…」

「ネイティブ講師が良いって聞くけど、本当なのかな。」

このように、子どもの英語教室を選ぶときにはいろいろなことで悩みますよね・・・。

最近は、独自のメソッドで英語を教える教室も増えてきました。

きっとみなさんの家の周りにもいくつか英語教室があると思います。

子どもの英語教室を選ぶ際のポイントは大きく分けて以下の3つになります。

●英語教室の方針や特長
●英語教室の立地
●お月謝

以上の3つをしっかりと決めることができれば、みなさんのお子さんにとって最適な英語教室を選ぶことができると思います。

そこで、今回はこれらの点を踏まえ、実際に英語教室で講師として働くぼくが「子供の英語教室の選ぶときの基準」についてお伝えします。

英語教室に求める方針や特長を決める

まずは、どんな方針や特長(良さ)を英語教室に求めるのかをしっかりと決めましょう。

現時点で子どもの英語教育に明確に目標がある場合は、それに沿ったカリキュラムやレッスンをおこなっている英語教室の体験授業に参加してみるのが大切です。

例えば、「子どもをバイリンガルに育てたい」という目標があるのであれば、バイリンガル教育に特化した英語教室に絞って、あとは「立地」「お月謝」を考慮して決めましょう。

ただ、実際は「子どもにどんな英語力を身につけてほしいか」と聞かれると、ぼんやりとしか答えられない方が多いです。

そのような方は、各英語教室の特長をもう少し細かくみて、絞っていく必要があります。

漠然と、

「これからの時代、英語力は重要だから、とにかく身につけさせたい」

と考えてはいても、子どもがしっかりとした英語力やその基礎を身につけることはむずかしいです。

そのため、子どもの英語教育方針などがぼんやりとしている方は、以下でご紹介するポイントを考え、どんな英語教室に子どもを通わせたいのかを明らかにしましょう。

ネイティブ講師と日本人講師のどちらを選ぶべき?

英語教室を選ぶ上で多くの方が悩む点の1つに、

「日本人講師かネイティブ講師か」

というのがあります。

イマージョン効果といってオールイングリッシュのレッスンが良いとされ、「ネイティブ講師」を求める方もいます。

ただ、ネイティブ講師が必ずしも良いというわけではありません。

実際、ぼくが働いている英語教室は、ぼく以外、アメリカやドイツの教育系の大学院を卒業しているネイティブ先生です。

ただ、やはりネイティブの先生の英語の授業についていけず、「ただ通っているだけ」の生徒も何人かいます。

つまり、オールイングリッシュの英語教室だから「子どもが英語がペラペラになる」というわけではないのです。

ネイティブ講師と日本人講師は、それぞれ良い点と悪い点があります。

実際にネイティブ講師と働くぼくから見た、それぞれの講師に関して、

●メリット
●デメリット
●各講師に向いているお子さんの特徴

についてまとめたので、参考にしてみてください。

ネイティブ講師のメリット・デメリット

ネイティブ講師のメリット・デメリットは以下のとおりです。

《メリット》
●ネイティブの発音を聞ける
●ネイティブの言い回しに親しめる
●子供のきれいな発音が期待できる
《デメリット》
●英語が理解できなくてイヤになる可能性がある
●理解できないままレッスンが進む危険がある
《向いている子供》
●英語である程度コミュニケーションが取れる子供
●恥ずかしがらず、どんどん自分を前に出せる子ども

日本人講師のメリット・デメリット

日本人講師のメリット・デメリットは以下のとおりです。

《メリット》
●日本語によるサポートが可能
●日本語の発達も英語と同様に進められる
●子供が黙ってしまうことが少ない
《デメリット》
●日本語に頼ってしまう可能性がある
●きれいな発音が身につかない可能性がある
●ネイティブの発音が聞き取れない可能性がある
《向いている子供》
●英語に全く触れていない子
●自分を前に出さない子
●恥ずかしがりやな子

上でまとめているのは一部です。

しかし、ネイティブ講師と日本人講師、もしくはオールイングリッシュのレッスンが良いのかなどで迷っている方は、ぜひ参考にしていただければと思います。

また、ぼくの意見としては、ネイティブ講師の国籍などはそこまでこだわる必要はありません。

それよりも体験授業をしてみて、子どもへの対応や講師自身の性格などで判断する方が大切です。

マンツーマンとグループレッスンどちらを選ぶべき?

次に英語教室を選ぶときに迷いやすいのは、

「グループレッスンかマンツーマンレッスンか」

という点です。

グループレッスンは以下のような希望がある方におすすめです。

●コミュニケーションを活発にしてほしい
●楽しく英語を学んでほしい
●リズムやダンスを通して英語を学んでほしい

ただ、「子供同士の活発なコミュニケーション」と「子供同士のふざけ合い」はまったく違います。

そのため、グループレッスンのときに、しっかりとを見学し、適切なコミュニケーションが子ども同士でおこなわれているかを確認するようにしましょう!

一方、以下のような場合はマンツーマンレッスンがおすすめです。

●子どもがマイペースな性格
●目的が明確(英検合格など)である
●帰国子女であるケース

※帰国子女の子どもは、グループレッスンだと、周りの子どもと英語の差がありすぎて勉強にならない可能性があります。

発達段階に合ったカリキュラムや教材を使用しているか

子供の英語教室を選ぶときに、しっかりと確認してほしいのが、以下の2点です。

●英語教室の年間のカリキュラム
●その教室で使用している教材

また、その英語教室のカリキュラムや教材などが発達段階に合わせて作られているかはとても大切なことです。

例えば、幼児から小学校入学前のお子さんであれば、

●音声・DVDやリズムなどを活用する教材になっているか、

●リスニングやオーラルなどを重視したカリキュラムになっているか

などということです。

また、楽しいだけの英語教室では、長い目で見たときの効果は期待できません。

そのため、しっかりと子供の成長に合ったカリキュラムや教材を使用し、将来的に実践的な英語力を身につけられることが期待できる英語教室をしっかりと選ぶようにしましょう。

子供の年齢だけでクラス分けする英語教室は注意しましょう。

英語教室の中には、年齢だけでコースやクラスを分けてしまうところもあります。

英語力には個人差があります。

自分の実年齢より下のクラスで英語を学ぶのが最適な子どももいれば、その逆の子どももいます。

そのため、子どもの英語レベルに応じて、臨機応変にクラスなどを変えさせていただける教室を選ぶことをおすすめします。

ちなみに、英語学習に限らず、何かを学ぶ時は自分より少しできる人たちが周りにいる環境で学ぶことで、自分の能力向上が期待できます。

英語教室においても、自分より英語レベルが少し高い子供たちと日々触れ合うことによって、新しい表現などを学び、自分のスキルアップにつながります。

そのため、気になる英語教室に体験授業に行ったときに、教室長さんに聞いてみることをおすすめします。

英語教室の立地はとても重要

英語教室を決める上で、大切な点の1つに「立地」があります。。

立地を考える上で、以下の3点をしっかりと考える必要があります。

①その英語教室に何年通わせる予定か
②親が送迎するのか、子どもが1人で通うのか
③交通費

その英語教室に何年通わせる予定か

まずは、その英語教室に何年くらい通わせようと思っているのかを考えてください。

例えば、短期で考えているのであれば、多少ご自宅から遠くても、通うことは可能です。

しかし、もし1年以上通わせるのであれば、ご自宅から遠いと、みなさんが思っている以上に親子共々負担がかかってしまうことが多いです。

そのため、目安でいいので、しっかりと英語教室に通わせる期間を一度考えてみることが必要です。

親が送迎するのか、子供が1人で通うのか

親が送迎するのか、子供が1人で通うのか(通うようになるのか)で許容できる英語教室の範囲が変わります。

もし子ども一人で通わせるのであれば、あまり遠すぎるのはおすすめできません。

距離が遠すぎると、子供に負担がかかったり、心配することが多くなったりすると思います。

また、ほとんどのお子さんは英語教室以外にも習い事をしていたり、これからしようと考えたりしている方も多いと思います。

子どもは多数の習い事をして、私たちが思う以上に忙しい日々を送っています。

そのため、1つの習い事の距離が遠いと、その子供の生活スタイルに影響を与える可能性もあります。

その点を踏まえるとご自宅から遠すぎる英語教室はおすすめできません。

また、保護者の方が送迎するにしても、毎回送迎のために時間がかかるということをしっかりと認識する必要があります。

お子さんが小さいうちは送迎をしてあげるにしても、小学校中学年や高学年になったら、1人で通わせられる距離が良いと思います。

「遠い」という感覚は人それぞれのため、実際にその教室に足を運んでみて、子どもと相談することが大切です。

交通費を考える

もし、電車やバスを使って英語教室を通わせるのであれば、しっかりと交通費も計算するようにしましょう。

英語教室のお月謝は高いところもあれば安い教室もあります。

しかし、きちんとした英語教育をおこなっている教室は、それなりにレッスン料が高いです。

そのため、もし電車やバスなどで通学するのであれば、交通費もしっかり計算をしておかないと、家計に大きな負担がかかる可能性もあります。

電車やバスを使用する場合は、交通費を考えることも忘れないようにしましょう。

お月謝は体験授業を受けて検討すること

お月謝に関しては、しっかりと体験授業を受けた上で検討しましょう。

また、あなたが体験授業を見学した感想と、その体験授業を受けた子どもの感想を聞いた上でしっかりと判断しましょう。

ここでのポイントはあくまでも、その英語教室の内容重視で考える事です。

お月謝が安いからという理由で決めるのではなく、レッスン内容でいくつか教室を絞り、お月謝を検討するという流れで考えることが大切です。

ダメな英語教室かどうかを判断す3つのポイント

最後に、ダメな英語教室にチェックポイントを3つ紹介します。

ぜひ、体験授業などを受けた際にチェックするようにしましょう。

講師の知識や指導歴をしっかりと確認

当たり前のことですが、その英語教室で子供たちを教えている講師にしっかりと知識があるのか、指導実績があるのかということは大切です。

そのため、体験授業に行ったときにさりげなく、英語教師の講師に以下のような質問をしてみましょう。

「フォニックスって意味があるんですか?」
「TPRって何ですか?」

フォニックスやTPRというのは、子供の英語教育に携わる人にとっては常識です。

そのため、

「この指導法ってどんなものですか?」
「どんな効果があるのですか?」

ということをぜひ聞いてみてください。

また、指導実績などもその英語教室の教室長の方に聞いてみてください。

子どもを通わせたいと考えている英語教室に関して、たくさん質問することは失礼なことではありません。

これから何年も通わせることになる英語教室になるかもしれない場合は、気になることはすべて聞くようにしましょう。

教室の清掃が行き届いていない

教室の清掃がしっかり行き届いているかどうかもしっかりと確認しましょう。

指導の質は、その英語教室内の環境を見ればわかります。

しっかりと教材や道具が整理されていなかったり、清掃が行き届いていなかったりする場合は、指導の質に期待ができません。

また、きちんとした環境が整っていなかったり、掃除ができていなかったりした場合は、衛生面で問題がある可能性も多いです。

英語教室内の全ての部屋をチェックするのは難しいと思いますが、

●トイレ
●子どもが実際にレッスンを受ける教室

は見るようにしましょう。

講師の親や子どもへの対応の仕方

講師の対応についてもしっかりと見るようにしましょう。

みなさんに対しての対応だけでなく、子どもへの対応もチェックしましょう。

グループレッスンであれば、それぞれの子どもに対してどのような対応をしているかを見ることが大切です。

できる子供に対してだけでなく、英語が苦手な子供にどのように対応しているかなども確認できると良いですね!

また、スタッフ間の関係についても、できれば見てみましょう。

良い教室はスタッフ同士で一体感があり、適切な距離でコミュニケーションをとっています。

無駄な会話などを頻繁にしていたり、生徒や保護者がいるのに大きな声で関係ない話をしていたりしたら、講師の質は高いと言えません。

そのため、講師の対応やスタッフ同士の関係もしっかりとチェックするようにしましょう。

さいごに

ここまで、英語教室を選ぶ際のポイントやコツについてお話してきました。

英語力はこれからの時代、とても大切になってきます。

そして、実践的な英語力を子供に身につけさせるためには、きちんとした英語教室を選ぶ必要があります。

英語教室を選ぶときには、以上で紹介してきたポイントを参考にしてみてください。

気になった英語教室に関しては体験授業などを受けて、実際に見学したり、教室長の方に気になることを質問したりすることが一番良い英語教室の選び方です。

子どもをこれから何年も通わせる英語教室になるかもしれないので、慎重に教室選びをおこないましょう。

関連記事

  1. 【幼児期の英語の聞き流しは効果あるの?】聞き流しの効果と注意点!

  2. 七田式英語教材7+BILINGUALの口コミ・評価、具体的な活用法

  3. 【英語教室の講師が教える】小学5・6年生の英語学習とおすすめ教材

  4. 教育ママ必読!小学校英語教科化による授業、教員、評価はどうなる?

  5. 【大学教授が考える英語の勉強法】幼児から始める英語カリキュラム!

  6. 【フィンランド式英語】幼児期~小学校低学年の子どもの英語学習法!

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。